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【体験記】ポルシェドライビングエクスペリエンス2017に参加した!

ポルシェドライビングエクスペリエンス2017(PDE)に、参加した。
PDEとは、いわゆるドライビングスクールのこと。


ポルシェジャパンのニュース記事
https://www.porsche.com/japan/jp/aboutporsche/pressreleases/pj/?lang=jp&pool=japan&id=2017-05-02

いくつかのグレードがあり、ウォームアップという一番下の入門編に参加してみた。
内容は、急制動(ABSブレーキ)、スラローム、ウエット定常円旋回、に加えて、パレードランという安全そうな内容。

986ボクスターから始まったポルシェオーナーの道だけど、普段のドライブでは、ポルシェの能力は発揮できない。もちろん高速道路での制限速度もそうだが、普段からクイックな運転をしてないので、例えば、峠道でリヤを滑らせてヒヤッとすることもない。
つまり、PASMの有り難みも感じたことがない。

ポルシェの奥深さを堪能してないので、そろそろ知りたいと思うようになってしまい、まずはウォームアップに参加してみた。

急加速、急停止や、パイロンでのスラローム、定常円の旋回操作をやってみれば、どんなものかはわかるかなと思った。

「定常円」と聞いて学生時代を思い出した。
学生時代AE86に乗っていたけど、山の中の空き駐車場で、ぐるぐるとタイヤを滑らせて遊んだっけな。^^
たぶんあんな感じでしょう。

目次

参加前の準備

まず、社外品を付けているのはNGということ。どこまで厳密にやっているかわからないけど、今回はノーマル997なので何も問題なし。(フロントのポジション灯が社外品のLEDになっていたが問題なし。たぶん、エンジン・マフラー回り、足回りは厳しく言われるかも。)
むしろ、何もしてないことで大丈夫だろうか?と思ってしまった。
あと、グローブが必要。持ってなかったので、オートバックスに買い物に行く。
あとは参加の誓約書。車壊れても知らんという感じかな。^^

富士スピードウエイ

会場は富士スピードウエイ。これまでは大磯ロングビーチとかで行われていたみたい。
今回は、富士スピードウエイで行われ、カレラカップ(PCCJ)のレースが同時開催。
つまり、レース観戦も同時にできる、というイベント。

まず富士スピードウェイに初めて来た。(笑)
敷地内は広く、迷子になりそう。

集合場所には、沢山のポルシェオーナーが来ている。

チームわけは、GT3とかボクスターとかカイエンとか、車体に寄って分けている。
こちらは、997なのでノーマルな911シリーズの皆さんと一緒。

最初に、ゼッケンが配られて張るところから始まる。
ゼッケンとIDカードストラップ、それと指示を出すためのトランシーバーを準備。
いったん建物の中に入り、ブリーフィングルームで本日の流れの説明を受けてから開始。

基本のABSブレーキ

まずは、急制動(ABSブレーキ)から。

直線距離を急加速して約80km/hまで出して、そこから急ブレーキ。
ガガガっとABSが効くことを体感する。

また、戻ってくるときには、同様に急加速して急ブレーキするのだけど、ブレーキを踏みながらハンドルを切って障害物を避けるという練習。
ABSが聞いているので、急ブレーキしながらハンドルを切っても車が制御不能にならずに、しっかりと車がコントロールできる、という体験。

ABSが効く感じは今まで運転していて経験したことがあったが、ポルシェで急ブレーキをしたことがなかったので、
なかなか経験できない体験だなと思った。
あと、他の人の車を見ていて、急ブレーキするとハザードが勝手につくというのもわかった。(981/991以降かな?)
急ブレーキ中は、ハザードが早い点滅をして後車に警告する。素晴らしいポルシェ。

休憩タイム

ここで昼食。豪華お弁当付き(笑)。
お菓子とかお茶とか自由に食べれる。

また、グッズ店で出ているので、
ポルシェドライバーズセレクションが販売中。

恐怖のパレードラン

その後、パレードラン。

パレードランは、コースがわからなくて困った。
タラタラ走るものだと思っていたが、あっという間に全く前の人が見えなくなってしまった。

カーブでどのくらい減速してよいかもわからなかったが、ストレートでスピードが出せるのは気持ちよかった。
最高速度としても、ストレートで160km/hくらいかな。200km/hなんて到底出せないというのがわかった(笑)。

その後、カレラカップ前に、コース内を歩ける体験が出きた。
これからレースのピリピリした雰囲気と、興奮した観客が入り交じってる。

レースの観戦で軽食コーナーがあるが、これは、同時開催のポルシェデイのイベント向けのおもてなし。

スラローム走行

パレードランとレース観戦が終わったら、
次はスラローム。

パイロンの中を、1速固定にしてアクセルワークで減速と同時にハンドルを切る、という練習。
なかなか難しい。

これのアドバイスをして頂けるインストラクターが荒さん。
ルマンの有名ドライバーで、これだけで感動している人が沢山いる!

定常円旋回

最後は、ウエットでの定常円旋回。

最初はPASMオンでグルグルとスピードをあげていくといずれスピンしそうになる。
タイヤが滑り始めた瞬間、アクセルから足を離すとPASMが効いてきてスピンにならない。
変な挙動だが、ゴゴゴゴといって車の方向は変わらずに滑って止まる。

もう一度、今度はPASMオフにしてグルグルとスピードをあげていく。
同じように、タイヤが滑り始めた瞬間、アクセルから足を離すが、すでにクルリンとスピンしてしまう。

これは面白い!と思って、何度も、PASMオンとオフで試してみる。
スッゴイですねぇ、ポルシェ。

ウエットでのドリフトを経験してみたかったけど、PASMが効いてしまうので、
後ろのタイヤだけを滑らして、というのができない。
PASMをオフにするとすぐにスピン。LSDとかも入ってないので無理そうだった。
当たり前だけど、普通のスピードではドリフト状態にはならない、ということなんだなと改めて感じた。
(高速ではわからない、、、。)

お土産

一通りの教習が終わると、またブリーフィングルームに戻って、認定証やお土産(オイル)の受け渡し。

なかなか盛りだくさんで面白いイベントだった。
今回は、カレラカップも見れてとても濃厚なイベントだったのだと思う。来年はどうしようかな??^^

Youtubeで当日のまとめ動画を発見!^^
楽しかったー!!




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